TSUBAMEとPC間でデータを同期するには

普段は、WinSCPなどのグラフィカルな操作(GUI)が可能なソフトウエアを利用するのが簡単かと思いますが、たくさんのデータを一括で同期したいと言った要望には rsync コマンドをご利用ください。rsync コマンドの利点は差分だけを転送する点が挙げられます。何らかの理由でファイル転送が中断した場合でも続きから再開できますし、一定期間後に再度実行すれば、内容の変更のあったファイルだけを転送できます。コピー元から削除されたデータはコピー先でも削除して完全に同期することも可能です。

 以下にコマンド例を示します。コマンドが途中で失敗している場合を考慮し、ログを確認したり、複数回実行するのが良いでしょう。

手元の端末のデータをTSUBAMEに同期する。

rsync -auv (コピー元のディレクトリ) (自分のログイン名)@login.t3.gsic.titech.ac.jp:(コピー先のディレクトリのフルパス)

TSUBAMEのデータを手元の端末に同期する。

rsync -auv (自分のログイン名)@login.t3.gsic.titech.ac.jp:(コピー元のディレクトリのフルパス) (コピー先のディレクトリ)