ソフトウェア学内配布サービス

ソフトウェア学内配布サービス

学術国際情報センターではTSUBAMEに導入しているソフトウェアのうち、サイトライセンス契約をしているものやキャンパス内での利用が認められている一部のものを学内に配布しております。
主にTSUBAMEに導入されているアプリケーションの利便性の向上を目的としておりますので、手元での解析等の利用には制限があります。

お知らせ

(2021.08.24) Shrodingerの配布を開始します。利用できる機能はMaestroのみとなり、計算にはTSUBAMEを用います。。
(2021.04.26) Intelコンパイラは2021以降はIntel oneAPIとして無償での利用が可能となったのでGSICでの配布はいたしません。各自でダウンロードしてご利用ください。
(2020.04.08) 新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い、手続きを簡素化します。申請書の学内便での送付は電子化した書類の提出で代行します。
(2020.03.06) 新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴うリモートワークの勧奨に関連して自宅等からのソフトウエア利用についてお知らせに掲載しました。
(2019.01.16) COMSOLの配布を2018年度末で終了いたします。
(2018.11.08) Gaussianのすずかけ台向けパッケージにmacOS X版バイナリが含まれます。これまでの含まれていない版の配布を受けていた場合にはお問い合わせください。
(2018.01.30) TSUBAME3のソフトウェア配布サービスを開始します。 

配布アプリケーション一覧

GaussView6よりインストール時にGaussianのインストールが必要になったため、セットでの配布となります。
Materials Studio/Discovery Studioの学内向けの提供数が40から20になりました。またCASTEPの解析が4tokenに制限されます。解析の実行はTSUBAME上でお願いします。

アプリケーションバージョンプラットフォーム(ここに掲載している情報は古い可能性があります。新しいOSの対応は提供元で確認次第追加されている可能性があるので、詳細はアプリケーションのベンダーのサイトで確認してください。)
Gaussian *116 B.01
16 C.01
16 C.02

Linux (ソースコード*, Binary(Legacy/AVX/AVX2/SSE4))
macOS X(10.6.8, 10.7.5, 10.8.5, 10.9.5, 10.10.5, 10.11.6, 10.12.6, 10.13.6, 10.14.5)
Windows XP*4(32bitのみ)/7*4/8*4/8.1*4/10, Windows Server 2012 R2*4
*C.01のソースコードのコンパイルにはPGI Compiler18.10が必要となります。

*C.02はnVIDIA A100 GPUに対応するLinuxバイナリの差分のため、通常は配布いたしません。希望する場合は備考欄にその旨を記入してください。
M1/M2 mac対応のため、mac版の請求にはC.02を提供します。

GaussView *1 
 (Gaussianのインストールが必要なためGaussianの配布に含まれています。)
6.0.16
6.1.1
Linuxバイナリ
Windows (32/64bit)
AMBER *2
16
18
20
22
Linuxソースコード
Materials Studio *32017 R2
2018
2020
2021
2022
2023
Windows 7*4(Professional/Enterprise SP1(32bit and 64bit)/8*4(Professional/Enterprise(64bit))/10(64bit)
Discovery Studio *32017 R2
2018
2020
2021
2022
2023
Windows 7*4(Professional/Enterprise SP1(32bit and 64bit)/8*4(Professional/Enterprise(64bit))/10(64bit)
PATRAN *32016
2018
2019
2021.4
2022.1
2023.4
Windows(64bit) 7 SP1*4 /10
AVS/Express *38.4
8.5
Windows(64bit) 7*4/8*4/10
Mac OS X 10.11/10.12/10.13/10.14/10.15
Linux
Mathematica11.0.1
11.2
12.0
13.0
13.1
Windows 7*4/10, Windows Server 2012 R2/2016/2019
Mac OS X 10.7/10.8/10.9/10.10/10.11/10.12/10.13/10.14/10.15
Linux
ANSYS *318.2
19.0
2019 R1 R2 R3
2020 R1
2020 R2
2021 R1
2022 R1
2023 R1
2023 R2
Windows 7*4(/8.1*4(/10(64bit, ProfessionalまたはEnterpriseのみ)
ABAQUS CAE *32017
2020
2021
2022
2023
Windows(64bitのみ) 7*4/10
COMSOL *35.3aWindows 7/8/8.1/10, Windows Server 2008/2008R2/2012/2012R2/2016
2019年3月に学内配布を終了しました
Schrodinger2021-1RedHat Enterprise Linux (RHEL) 7.7-7.8, 8.1-8.2
CentOS 7.7-7.8, 8.1-8.2
Ubuntu 16.04 LTS, 18.04 LTS, and 20.04 LTS
SUSE: SLES/SLED 15 SP1 and SP2, SLES/SLED 12 SP5
Intel Parallel Studio XE
Cluster Edition
(Intel Compiler)
2017Update4
2018Update1
2019
2020

Windows 7*4/8.1*4/10, Windows Server 2008*4/2008R2*4/2012*4/2012R2*4/2016/2019
Linux

* ver.2021以降はoneAPI Toolkitとして無償化されたので配布を行いません。

PGI Compiler17.9
18.7
18.10
20.1
Linux
MATLABネットワークライセンス全バージョンWindows 7 SP1*4/8.1*4/10, Windows Server 2008R2*4/2012/2012R2/2016
macOS 10.11/10.12/10.13/10.14/10.15
Linux(kernel version 2.6以降、glibc version 2.12以降)
ChemDraw/ ChemOffice Professional Site(Lab) Serial22

Windows 10/11 (64bit)

  • macOS Monterey (12.6), Ventura (13.2)

*1 サイトライセンス契約により通常購入ができないため代行して配布しております。
*2 無制限ライセンスで契約しているため、ライセンスの活用のため配布しております。
*3 TSUBAME上で遅延の大きいGUI操作の支援のために配布しております。(PC上で解析が可能でも利用を推奨していません。機能には制限があります)
*4 Windows XP/7/8, Windows Server 2008/2008 R2はMicrosoftのサポートが終了しており、セキュリティ上のリスクがあります。また、ネットワーク接続が必要でスタンドアローンでは動作しないものがほとんどのため、プラットフォームが対応していても利用を推奨しておりません。 東工大内での使用は原則禁止されております。->東工大CERT

MATLABMathematica, ChemOffice/ChemDrawについては配布方法が変更されていますので、それぞれの配布方法をご覧ください。

 

申請手続きについて

利用責任者として申請できる方

  • 東工大に所属する教員(助教以上)、及び常勤職員でインストールする大学所有PCを購入あるいは借用するための支払いをした予算の予算責任者
    申請およびインストールにはTSUBAMEアカウントが必須となります。

インストールできる端末

  • 学内ネットワークに接続された、利用責任者が管理する、大学の備品または消耗品のPC
    学生や教員の個人所有PCにはインストールできません。
    ライセンスの認証には学内ネットワークへの接続が必要です。pingコマンドやtelnetコマンドを利用してライセンスサーバ、利用ポートへの通信が通ることを事前に確認してください。テスト方法(学内限定)
    端末のIPアドレスを記入する必要があります。IPアドレスが分からない場合はこちらをご覧ください。
    利用責任者が本学を離れるときや、対象PCが利用責任者の管理を離れるときはアンインストールをお願いします。PCが大学に残り、管理者が変更になる場合はその旨ご連絡ください。必要に応じて再申請をお願いすることがあります。

利用できる方

  • 東工大の職員証や学生証を発行されている教職員および学生(原則、アクセスカード利用者は利用できません)
    TSUBAMEのアカウントが必要です。
    GaussianとAMBERに関してはアクセスカードの利用者等も利用可能です。

利用料金

  • 無償(2018年1月現在)
    2018年度より将来的には利用料金を徴収する予定です。金額や手続きなどが決まり次第お知らせいたします。

手続き(太字が申請者が行う作業です)

  1. 申請フォームに必要事項を記入して申請を行ってください。
  2. GSICスタッフが申請内容を確認して、問題がなければ入力内容を反映した申請書をメールで送付します。(申請書サンプル(学内のみ))内容に不備がある場合には却下する旨をメールで連絡します。(受付状況によりますが、申請内容の確認を含めて2-3営業日程度かかる見込みです。)
  3. 申請書の内容を確認して、利用責任者が押印したものをPDF化してメールで提出してください。(新型コロナウイルス対応の措置でしたが、今後も継続します。)
  4. 申請書が受理されるとインストール手順書をメールで送付します。
  5. インストール手順書に従ってソフトウェア一式をダウンロードしてインストールしてください。ダウンロードにはTSUBAMEアカウントおよびTSUBAME上のファイルをダウンロードするためのSFTPクライアント等が必要になります。

申請されたデータに基づいてライセンスを設定して利用できるようになります。(当面は非実施ですぐに利用できます。実施後は月2回程度の定期的なライセンスサーバメンテナンスを実施し、その際に設定を適用する予定です。設定が反映されるまでの最長半月程度は利用できない期間が生じます。またメンテナンスの間は利用できません。)

申請フォーム

申請フォームはこちらです。

インストールに際して

インストールに当たっては、配布書類一式に含まれるインストール手順書をお読みください。

  • ソフトウェア配布に関して生じるトラブルのほとんどは環境に起因するため、個別のサポートは行いません。特に、ネットワークライセンスを利用するものについては、ネットワークの設定によりライセンスサーバにアクセスできずにソフトウェアの起動ができないことがあります。マシン、もしくは研究室のネットワークの設定については関与いたしませんので、ネットワークの担当者にご相談ください。
  • その他、問題が発生した際には自己解決をお願いいたします。
  • 申請したマシン以外での利用、インストールに必要な情報やライセンスの漏洩、ソフトウェアの不正使用をしないでください。そのためのインストールの作業およびライセンスの管理は申請者自身が適切に行ってください。学生にライセンスに関する情報を渡してインストールさせるようなことはおやめください。
  • ライセンス形態の変更やGSICの運用方針によりサービス提供を終了する可能性があります。また、ライセンス契約が終了した場合にはサービスを終了します。その際にはアンインストールしていただく必要があります。
  • TSUBAMEの運用方針により、適宜サービス停止が生じる可能性があります。また、利用に適宜制限を加える可能性があります。

 

インストールする端末のホスト名とIPアドレス、利用者のユーザ名について

ソフトウェア学内配布サービスは当面はこれらの情報による制限は実施いたしませんが、段階的に制限を実施いたします。申請されたIPアドレス以外からのアクセスや申請された利用者以外からの不正な利用を防ぐためにTSUBAMEアカウントと連動した利用者制限を実施し、将来的には利用課金のアカウンティングに利用する予定です。

 

Mathematica

TSUBAMEで導入しているMathematicaのサイトライセンスを全学に配布しています。配布方法の変更に伴いページを新設しております。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

Mathematicaサイトライセンス配布について

 

MATLAB

2015年度よりMATLABの包括契約が開始されます。先だって2015年3月より先行導入され利用が開始されました。

詳細はこちらをご覧ください

MATLAB TAHライセンスの学内提供について

 

ChemOffice Professional/ChemDraw

GSICで導入しているChemOffice Professional/ChemDrawのサイトライセンスを学内に提供しています。
学生・教職員の個人用PC、研究室等の大学所有のPCで利用可能です。

詳細はこちらをご覧ください

ChemOfficeの配布について