MATLABの配布に関する情報はTSUBAME4.0のWebサイトに移転しました。こちらのページの情報は古い可能性があります。
概要
2015年3月よりMathWorks社とMATLABのTAH(Total Academic Headcount)ライセンスを締結しました。2020年よりCampus-Wide Licenseに更新され、全学生および教職員が学内で無制限にMATLABおよびToolboxを利用することができます。学生および教職員用のIndividualライセンスは個人のPCおよび大学予算で購入した研究室等のPCに台数制限なしにインストールして利用することが可能です。
お知らせ
- 2024.04.16 こちらのページの更新は終了しました。
- 2023.09.22 R2023bがリリースされました。
- 2023.03.23 R2023aがリリースされました。
- 2023.02.07 MATLABライセンスのページをリニューアルしました。
利用可能な最新バージョン
- R2023b (2023.09リリース)
利用できる身分
- 東京工業大学に在籍する教職員および学部生、大学院生、研究生、研究員 (雇用関係にない研究員等で東工大での学術研究に従事している方も利用可能です)。利用には東工大全学メールアドレス(@m.titech.ac.jp)が必要です。
卒業や離職により東工大を離れる場合にはアンインストールをお願いします。
利用目的
- 学内での教育および学術研究
商用および産業利用はできません。
利用できる機能
- 全てのToolboxが利用可能です。一覧はMathWorks社の資料をご確認ください。(外部リンク)
- 分野別の課題解決の方法・製品の使用例は以下をご覧ください。
以下の機能については管理者がライセンスを追加する必要があるのでGSICに申請してください。申請時に"その他連絡事項"欄に利用したい機能と、PolyspaceおよびRoadRunnerは個人のアカウントに付与される形になるので予めMathWorksアカウントを取得してアカウント名を記入してください。
- MATLAB Parallel Server
- MATLAB Web App Server
- MATLAB Production Server
- Polyspace
- RoadRunner
利用方法
MATLABの利用にはMathWorksアカウントの作成が必要です。最初にアカウント作成を行ってください。
インストールに際してはシステム要件(外部リンク)もご確認ください。
MATLAB Onlineを利用する
インストール不要のMATLAB Onlineが利用可能です。一部利用できない機能がありますが、PCの性能に左右されず、インストールのコストがかからないメリットがあります。
- MATLAB Onlineについて
自分のPCにインストールする
個人所有のPCまたは研究室で自身が利用するPCにインストールする場合にはこちらを参照してください。インストール台数に制限はありません。
インストール時に大量の通信が発生しますのでご注意ください。全ての製品をダウンロードした場合は24GB程度になり、インストール時のディスク容量も同様に必要となります。
研究室等で管理する複数台のPCにインストールする
- 自前でライセンスサーバを構築して管理する(LAN内で閉じた環境など)
ライセンスサーバの構築には基礎的なサーバ運用管理の知識が必要になります。外部のネットワークと切り離されておりライセンス参照ができないクローズドな環境下では他に選択肢がありませんが、学外と接続された環境では設定によってはセキュリティやライセンス契約上の重大なリスクになりますので、十分に承知した上で行ってください。そのため構築に関してはGSICでは基本的にサポートをいたしません。学内ネットワークに接続されている場合には学内向けに用意したライセンスサーバの利用もご検討ください。- ライセンスマネージャのインストールなどライセンスサーバの構築についてはMathWorksの関連ドキュメントを確認してください。
- ライセンスサーバ用のライセンスについては申請ページよりライセンスの申請を行ってください。
- 学内向けのライセンスサーバ(matlab1)を参照する
学内ネットワークから参照可能なライセンスサーバを立ち上げています。学内ネットワークに接続されたPCを運用する場合はこちらの利用をご検討ください。
サポート
使い方を学ぶ
- 将棋で学ぶプログラミング基礎 - SSS Online - 東京工業大学
将棋を題材にプログラミングの基礎と様々な工夫を学ぶ、初級者向けのコースです。プログラムの実行環境として、MATLAB版の将棋プログラム「MT将棋」を使用し、コードの要点をピックアップした解説を通してプログラミングの基本や考え方の一端を学びます。 - MATLABを使って教える、学ぶ(外部リンク)
教員がMATLABを使って授業を行う際に役立つツールやリソースのほか、初めてMATLABに触れる際の参考に、MATLABやSimulinkの機能や、使い方を習得するためのリソースなどを、ビデオで紹介しています。 - MATLABとSimulinkの授業用コンテンツ(外部リンク)
教員が、対話型授業や実験授業をする際に、すぐ活用できる教材を紹介しています。
チュートリアル
- 全学向け MATLAB トレーニング(外部リンク)
計算ソフトウェアの主要なスキルを学習できます。 - MATLAB 入門 (外部リンク)
MATLAB でよく使用する機能とワークフローの基礎を学びます。所要時間は約 2 時間です。
TSUBAME利用の手引き
教育革新センター
- MATLAB相談室
東工大生のMATLAB TAが対応する、MATLAB相談室もあります。こちらもぜひご活用ください。
MathWorks社による技術サポート
一部MathWorksアカウントでのログインが必要です。
- MathWorks社 サポートへのお問い合わせ(外部リンク)
- インストールサポート(ダウンロード、インストール、スタートアップ関連)
TEL: 03-6367-6718 - カスタマーサポート(ライセンス情報、コンタクト情報、アクティベーション関連)
TEL: 03-6367-6717 - テクニカルサポート(製品機能、バグ報告、改善要望、ドキュメンテーション)※教員限定
TEL: 03-6367-6707 - MATLAB Answer(外部リンク)
質問の投稿、閲覧が可能です。
FAQ
Q. MATLABを学外で利用することはできますか。
A.はい、学外で利用することができます。海外については3ヶ月未満であれば利用可能ですが、国によっては輸出規制法の対象となる場合があるので自己責任でご確認ください。ネットワークライセンスについては学外からの参照ができないため、利用できません。
Q. 起動すると「MATLAB ライセンスの有効期限はあと xx 日で終了します。」とメッセージが表示されますが、何か手続きが必要でしょうか。
A. 1年契約のため、各年度末が近付くと表示されるようになりますが、次年度の契約がされライセンスが更新されると表示されなくなりますのでそのままご利用ください。個別アクティベーションをしているPCでは定期的にライセンスを確認するので自動的に更新されるはずですが、ネットワークに接続していない等で手動アクティベーションが必要になることがあります。その場合は手順に従いアクティベーションを行ってください。
http://jp.mathworks.com/help/install/ug/activate-an-installation.html
Q. 学生用ライセンスのアクティベーションキーを教えて下さい。
A. アクティベーションキーは不要になりました。今後はメールによる認証となります。
Q.これまで教職員用のDesignated Computerライセンスを使っていたが使えなくなりました。
A.Designated Computerライセンスの提供は終了しました。教職員もIndividualライセンスを利用していただくことになります。
https://www.t3.gsic.titech.ac.jp/matlab_campus
こちらの案内の通りライセンスの切替を行ってください。
Q. MATLABのアドオンマネージャからToolboxの追加インストールをしようとすると「制限されたダウンロードアクセス」のエラーメッセージが出てインストールができない。
A. バグによるもので、発生した場合にはMATLABのインストーラから該当Toolboxにチェックを入れて追加インストールをしてください。その際は以下に注意してください。
http://www.mathworks.com/matlabcentral/answers/103468
■ ツールボックスは、インストールされているMATLABのリリースと一致する必要があります。例: MATLAB R2017b へMATLAB R2018aのためのツールボックスをインストールすることはできません。
■ [インストールフォルダの指定]では、既存のMATLABインストールディレクトリを指定してください。
■ [インストールするプロダクトの指定]では、追加するオプション製品のみ選択してください。
Q. MATLABライセンスセンターから取得できないToolbox(MATLAB Parallel Server、RoadRunner等)を利用したい。
A. 全学利用ライセンスであるCampus-Wide Licenseでは、全てのToolboxを利用可能です。 ただし、 MATLAB Parallel Server、MATLAB Web App Server、MATLAB Production Server、RoadRunner 等は、別途、管理者による手続きが必要になります。上記利用できる機能の項目を参照してください。