Intel OneAPIのセキュリティ脆弱性に対する対応について(1/20実施)

2023.01.20

Intel oneAPI DPC++/C++ Compiler 2022.2.1以前のバージョンにおいて重大なセキュリティ脆弱性があることが発表されました。

TSUBAME上においてもインストールされているintel/21.5.0およびそれ以前のモジュールで利用できるIntel C++コンパイラ(icpc,icpx)に影響があることが確認されたため、下記の通り対応を実施いたします。

日時:

2023年1月20日(金) 12時

内容:

  • intel/21.5.0およびそれ以前のバージョンの利用停止
    • モジュールのロードはできますが、icpc. icpxが利用できなくなります
  • intel/23.0.0(OneAPI 2023.0.0)の公開
  • moduleファイルのデフォルトバージョンを intel/21.5.0から intel/23.0.0に変更

 

作業実施に伴うシステムの停止等はありません。
既存のプログラムおよび実行中のジョブへの影響はありません。
明示的にmodule loadで旧バージョンを指定していた場合、コンパイラの実行に失敗する可能性があります。

ご不便をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。